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相談が多い闇金の利息を考えてみる

闇金の最大の特徴とデメリットとして、金利が高いという点が挙げられます。いきなりですが、10日で1割利息を取ると言われて、高いと思うでしょうか?ひょっとしたら、1割の利息で済むなら良心的だと思うかもしれません。また、たった1割の利息が払えなくて返済に行き詰るというのも想像しにくいかもしれません。

 

 

現在はトイチではなく、トサンやトゴの利息を取る闇金融が増えています。仮にトサンで借入れをした場合、これがどの位法外な利息になるのか、そしてどうやって返済不能になっていくのか、実際にシミュレートしてみました。

 

トサンの年利は1095%!?

最近の闇金では早期回収の傾向に拍車がかかっています。トイチとは、10日で1割の利息の略称ですが、1週間で3割の利息を取る週三や、1日で3割の利息を取るヒサンという利息での貸付けも存在します、

 

一般的な貸金業者についていえば、法律によって金利の上限が決まっています。例えば5万円借りた場合、利息の上限は20.0%です。これは10日でも1カ月でもなく、1年間での金利です。上限金利の計算は年利、闇金業者の計算は10日間では、その差が分かりにくいので、1日当たりの利息と、1年当たりの利息で算出します。

 

借入れは5万円だとします。トサンの闇金業者で借りた場合、10日でかかる利息は15,000円です。つまり、1日当たり1,500円の利息がかかる計算になります。1年は365日なので、1年でかかる利息で計算すると、547,500円もの利息がかかります。念の為に確認しておきますが、借入金はたったの5万円だとして算出しています。

 

年利で考えると1095%もの金利です。貸金業法で定められた金利の上限が20.0%です。桁が2つも変わってしまっています。

 

一方、上限金利である20.0%で同じく5万円を借りた場合で計算してみます。1年で20.0%、つまり10,000円しか利息がかかりません。1年は365日なので、1日当たりの利息は28円しかかかりません。これにたいして、トサンは1日当たり1,500円なのですから、いかに闇金の金利が高すぎるのかがわかります。

 

闇金は正規業者で借りられなくなった方や、どうしてもお金がなくてクレジットカードの支払いができなくなったといった方を中心に貸し付けを行っています。闇金側としてもハイリスクな貸し付けとなっているため、違法な異常なまでの高金利なのです。

 

闇金で借りた時の流れ

例えばどうしてもお金に困ってしまい、闇金に融資をお願いしたとします。何とか5万円までなら融資が通りました。しかし、手元に渡されるのは35,000円の現金と、額面5万円の借用書です。

 

5万円借りるのに、35,000円しか渡されないのは、初回から3割の利息分を取られているからです。このように、闇金融では、最初の借入れすらまともにはなっていません。例えば10万円どうしても必要な人がいたとして、普通は貯金を崩したり、消費者金融を利用したりします。それらをせずに闇金融に足を運ぶのは、ブラックなどでどこからも借りられない程お金に困っている人です。

 

そのような人に対して、闇金業者は十分な貸付けを行いません。返済させないのが目的なのですから、本当に問題が解決して、すぐに完済されては困るのです。
元々がお金に余程困っている人にとって、10日毎に15,000円の利息を払うのは困難です。実際には3,5000円しか受け取ってないのに、10日毎に15,000円の利息を支払うと、1カ月度には45,000円の支払い、受取った35,000円以上のお金を払う計算になります。

 

もしも利息分の返済が滞ったらどうなるか、実はここからが大変な事態になります。もしも利息分の15,000円を払えない時、闇金業者からは追加融資を勧められます。利息分の15,000円を借り入れによって返済する。例えば30,000円の追加融資を受けて、利息分の15,000円を差し引いた15,000円を受取れます。普段お金に困っている人にとって、15,000円の臨時収入は魅力的ですが、これは非常に危険です。

 

借入れの元金が5万円から8万円に増えてしまいます。今まで10日で15,000円の返済で済んでいた利息が、10日で24,000円に増えてしまいます。その場が解決したように見えて、これを繰り返すとどんなに収入があってもすぐに返済できなくなります。

 

そもそもが闇金の金利はまともに返済ができる数値ではないので、一度でも利用をしてしまえば借金が返せなくなるのは目に見えています。少しでも借りてしまえば破滅をしてしまうので、絶対に借りたいのが基本となります。